• ホーム
  • 手軽に使えるシアリスは高脂血症用剤との併用が禁止されている

手軽に使えるシアリスは高脂血症用剤との併用が禁止されている

2020年03月27日

シアリスはバイアグラ、レビトラと並んで日本で主に使用されている勃起不全症治療薬の1つです。
バイアグラ、レビトラと作用機序は同じで、ホスホジエステラーゼVを阻害し、サイクリックGMP濃度を高めることにより、血管を拡張させ、陰茎部の血流量を増加させ、勃起を引き起こします。
これらの薬は副作用、飲み合わせの悪い薬の組み合わせにも共通点があります。
副作用は、血管拡張による、低血圧、頭痛、顔面紅潮、めまい、鼻づまりなどがあります。
併用禁忌の薬は、薬によって異なる点はあるものの、硝酸薬、HIVプロテアーゼ阻害薬、抗不整脈薬、抗真菌薬などがあります。
シアリスの副作用発生頻度は3割程度で他の2剤は9割程度です。
また併用禁忌の薬はシアリスが一番少ないです。
つまり、安全面に関してはシアリスが一番使いやすい薬で、素人童貞が使うにはもってこいの薬です。
ただ問題となる頻度が少ないとはいえ注意は必要な薬です。
ここでは高脂血症用剤との飲み合わせにつて説明します。

シアリスと高脂血症用剤は併用禁忌にはなっていません。
ただ、互いの作用を増強し、副作用が強く、高頻度に現れる可能性はあるので注意が必要です。
このように相互作用をするのは、両者とも肝臓で代謝酵素シトクロムP450のサブタイプCYP3A4で代謝されるためです。
このように代謝酵素が重なる組み合わせだと、代謝酵素の数には限りがあるため、それを競合するようになり、代謝効率が単剤使用の時と比較して低下します。
これにより薬剤の体内からの消失速度が低下し、主作用、副作用が増強するのです。

シアリスの副作用に関しては前述の通りですが、高脂血症用剤の副作用としては、横紋筋融解症が代表例です。
前兆症状で筋肉痛のような症状を感じることがあるので気を付けておきましょう。